自信が持てない人はこれを試して!自信をつける4つのある方法とは?

何かを達成するためには自分に自信を持つことが大切になります。

本記事では、自分に自信を持つために大切なことを紹介します。

自信を無くしてしまう原因や自信を持つための具体的な方法など、すぐに実践できる内容ばかりです。仕事を成功させたい、恋愛・家庭を円滑にしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

自信が持てない3つの原因

日本人は、フランスやアメリカなどの先進国の中では自己肯定感が低いと言われています。自己肯定感が低いということは自分に自信が持てない人が多いということ。その原因を大きく4つに分けて紹介します。

原因① 謙虚を美徳とする日本文化

昔から日本には「謙虚」を美徳とする文化があります。この文化が浸透しているため、能力が高く他から認められたとしても、自分で謙遜してしまう場面や親が謙遜してしまうなどがあり、自分を価値がないものと捉えてしまうことがあります。

能力が高い人も日本では認められず海外で認められことも多く、文化の違いから自己肯定感が低い人が多いとされています。

原因② 幼少期の家庭環境

自分に自信を持つには、幼少期の家庭環境や教育環境も影響していると言われています。

  • 親と話す機会が少なかった
  • 物事を決断するまえに親が決めてしまい、過保護に育てられた
  • 家族や身内から虐待をうけていた

など、親や家族との関わり合いのなかで「自分は大切にされ、価値がある」と感じられない環境で育つと自信が持てなくなることがあります。

原因③ 失敗やツライ体験からのトラウマ

過去に起きてしまった失敗やツライ体験がトラウマとなり、自信が持てなくなることもあります。

  • 仕事で失敗し、怒られてしまった
  • 学校の成績が悪かった
  • 対人関係がうまくできなかった
  • 学校や職場でいじめられた経験がある

などの失敗やツライ経験はトラウマに変わり、「自分には価値が無い」と、自分を否定してしまうことで自信が持てなくなります。

原因④ 学校教育

日本の教育体制も自信が持てなくなる原因の1つです。いままでの日本の教育現場では教師の言うことに対して従順できる人が認められることが多かったため、失敗してしまったときや他と異なった意見を発言した際には「自分は劣っている」と感じることが多くあります。

そういった学校教育が合わず、自分に自信が持てなくなってしまうこともあります。

近年では子供達の自己肯定感の低さが懸念され、教育環境の見直しが行われています。フリースクールや自宅学習など、登校自体も見直され、1人1人の生徒がありのままでいられる環境作りがいろいろと進められています。

自信を持つ意味・メリット

自分に自信を持つことにはどんな意味やメリットがあるのでしょうか。自信を持つと起きるメリットを紹介します。

メリット① 決断力が高くなり、ストレスが減る

自分に自信がつくと、文字通り『自分を信じる』ことができます。

自分を信じることができると、物事に対しても決断力がついてきます。人は常に決断しながら生きていますが、自分に自信が無い人は、決断力も鈍くなり、過度なストレスを感じてしまいます。

しかし、自分に自信がついてくると自分の判断に自信がつくため、決断力が高まり、ストレスを大きく減らすことができます。任された仕事や今日の昼ご飯などさまざまな事に対してストレスなく決断できるようになります。

メリット② 対人関係が良好になる

自分に自信がつくと、相手と話すことが楽しく感じてきます。

自分に自信が無いときは、周りの目が気になってしまったりネガティブにとらえてしまったりと落ち着きが無い印象を与えてしまいます。

自信を持つことで落ち着いて相手と話すことができ、良好な関係を築きやすくなります。

メリット③ ポジティブな気持ちで過ごせる

自分に自信を持てるポジティブな気持ちで過ごせるようになります。何が起きても自分なら大丈夫と思え、新しいことや今まで挑戦したくてもしてこなかった事にも積極的にチャレンジ出来るようになります。

また物事だけでなく、自分自身に対してもポジティブに捉えられるようになるためモチベーションも安定し、充実した毎日を過ごせるようになります。

自信をつける4つの方法

では、具体的にどうしたら自分に自信が持てるようになるのでしょうか。すぐ実践できる自信をつけられる方法を紹介します。

自信をつける方法① 自分を褒める

いますぐできる方法は「自分自身を褒めること」です。朝起きられたことから、ご飯の用意が出来たことなど、少しずつ自分自身を褒めることから始めましょう。

日本人は文化的な背景からも褒められ慣れていないことが多いため、まずは自分を褒め、褒められる事に慣れていきましょう。

徐々に褒めることがクセついてくると、学校や仕事の場面でも、自分を褒めることができ、自分でモチベーションを高めて行くことができます。

仕事や物事がうまく人の特徴として言われている『自分の機嫌を自分で取れる人』になるには、自分自身を褒めるクセをつけておくといいでしょう。

自信をつける方法② 異世代との交流を持つ

自分に自信をつけていくには、自分で褒めるだけでは満たされない場合もあります。他人と関わることで、知らなかった自分を発見し認められることが多くあります。

そこでおすすめなのが、『異世代との交流』です。幼稚園や小学校などの教育現場でも導入されている異世代交流は、自分とは歳や環境が違う人と関わりを持つことで、支えられ支えてもらうことを知るきっかけになります。

年下の子達と関わることで自分の経験が誰かの役に立つことを知り、年上の人と関わることで経験豊富な話が聞け、新しい考えに繋がります。

同じ悩みを抱えやすい同年代ではなく、異世代と関わることが自分の価値を見い出しやすくなり、自分を受け入れ、自信が持てるようになります。

自信をつける方法③ SNSとの距離を適度に保つ

他者と比べやすいSNSとは、適度な距離を持つことが大切です。

心が穏やかな時や余裕があるときには気にならなかったことも、自信が無いときや落ち込んでいるときは心をかき乱す原因になります。

寝る前の1時間や休日など、少しSNSと離れる時間をとると自分自身と向き合う時間を作りましょう。

自信をつける方法④ 自分の能力が発揮出来る場所に身を置く

日本の文化では、自分に自身を持っていると疎まれる場面も少なからず出てきてしまします。しかし、自分に自信を持つことは大切なことです。

仕事や学校生活のなかでどうしても自信を持つことができない場合は、環境を変えることも1つの手段です。

自身の能力を発揮することができ、その成果を認めて貰える環境に身を置くことも自信をつけ、モチベーションを保ちましょう。

まとめ

充実した毎日を送るには、自分に自信を持つことが大切になります。

ただ、自分に自信が持てなくなってしまった事には、文化や環境など自分ではどうしようもできない事が影響している場合もあります。

過去に起きてしまった事だけでなく、これから自信を持って過ごして行くことに注目して、過ごしやすい日々を送れるように心掛けていきましょう。

参考文献

田中道弘(2017)「日本人青年の自己肯定感の低さと自己肯定感を高める教育の問題」
尾坂 泰佳(2019)「安定した居場所が自己肯定感に与える影響」
滝充(2016)『自己肯定感・自己有用感の考え方と育み方』
Domani|自分に自信を持つ方法とは?考え方を見直して前向きにとらえてみよう