授業のノートに復習ノート、問題集用のノートなど、勉強しているとノートはどんどん増えていきます。
全てを常に持ち歩くことはできませんし、見返す際にも複数のノートから見たい場所を探すのは手間が掛かりますよね。
そんな時に スマホを使えば、かさばるノートが簡単に整理でき、検索や共有も自由にできるのです。
この記事では、勉強や暗記に使えるノート・メモアプリを効果的な使い方とともに厳選して紹介しています。
暗記に役立つノートアプリ10選
Evernote | Good Notes5 | Clearnote | Notion | シンプルノート | We note | Color Note | Noteshelf | Google Keep | MetaMoji Note | |
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価格 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
レビュー 評価 | iOS★4.1 Android★4.1 | iOS★4.8 | iOS★4.5 Android★4.0 | iOS★3.4 Android★4.0 | iOS★4.6 | Android★4.5 | Android★4.9 | iOS★4.1 | iOS★2.7 Android★4.2 | iOS★3.0 Android★3.1 |
対応OS | iOS Android | iOSのみ | iOS Android | iOS Android | iOSのみ | Androidのみ | Androidのみ | iOSのみ | iOS Android | iOS Android |
共有 機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
手書き 機能 | ○ | ○ | × | × | × | ○ | × | ○ | ○ | ○ |
おすすめ デバイス | iPhone Android | iPad | iPhone Android | iPhone | iPhone | Android | Android | iPad | Android | Android |
課金 | 有 | 無 | 有 | 有 | 有 | 有 | 無 | 無 | 無 | 有 |
課金 詳細 | Personal(保存容量増加・機能追加):月額680円 など | – | プレミアムノート見放題プラン :月額480円 | パーソナルpro(1カ月):550円 など | プレミアムサービス(iCloudバックアップ可能・広告非表示) | プレミアムバージョン(カスタマイズ内容の追加や機能拡張) | – | – | – | ゴールドサービス(1カ月)610円 など |
特徴 | ・メモに張り付けられるファイルが画像・音声・PDF・動画と多彩 ・画像への書き込みも可能 | ・PDFを直接取り込んで上から手書きで書き加えられる ・検索時に手書きの文字も認識可能 | ・高成績や有名学校合格者のノートを閲覧できる ・勉強内容や単元名から簡単にノート検索 | ・次世代メモアプリと呼ばれる、多機能アプリ ・タスクの進行具合を記録できる「データベース機能」がある | ・シンプルなUIですっきり見やすい ・ォントやテーマカラーが豊富でカスタマイズも可能 | ・細かなカスタマイズやリマインダー設定が可能 ・普段使いにおける機能が充実しているアプリ | ・ホーム画面に付箋のようにノートやメモを貼り付けられるアプリ ・シンプルで使いやすい | ・iPadにおすすめのノートアプリ ・ペンを使って図形やイラストを描ける ・音声入力も可能 | ・Googleが提供するメモアプリ ・画像、音声、URL等の複数の情報をまとめた「複合メモ」を作成できる | ・大まかな機能はGood Note5とほぼ同じ ・同系統アプリの中でも図形の作成に優れている |
①Evernote
- 対応OS:iOS 13.2以上/Android デバイスにより異なる
- 評価(2022年1月時点):iOS★4.1/Android★4.1
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:あり
Personal(保存容量増加・機能追加):月額680円
Professional(保存容量増加・機能追加・Microsoft teams等の連携可能):月額980円 - 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:あり
- おすすめのデバイス iPhone・Android
【Evernoteの特徴】
- ノートアプリの代表的なアプリ
- メモに張り付けられるファイルが画像・音声・PDF・動画と多彩
- 画像への書き込みも可能
- 基本的な機能充実はもちろん専用の拡張アプリも充実
【Evernoteのおすすめの使い方】
(1) 暗記したい内容を「ノートにタスク作成+期限の設定+リマインダー」
例えば期限日にミニテストを行うことにして毎週単語帳5ページ分集中暗記していきます。タスクが管理しやすいので 複数科目を並行して暗記することも可能です。(リマインダー機能は有料版のみ)
(2)ノートをデータ化
拡張アプリを使って授業プリントや教科書をスキャンできる点を活かして、 ノートをデータ化して持ち歩く方法もおすすめです。ペーパーレス化してどこでも手軽に学習内容を振り返ることができます。
ノートアプリでの基本的な活用法に加えて、一歩進んだ使い方ができるアプリと言えます。
② Good Notes5
- 対応OS:iOS 12.0以上
- 評価(2022年1月時点):iOS★4.8
- アプリの価格:980円
- 課金の有無:なし
- 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:あり
- おすすめのデバイス:iPad
【Good Notes5の特徴】
- iPadでは定番の、アナログとデジタルのいいとこ取りノートアプリ
- 直感的に操作可能。 PDFを直接取り込んで上から手書きで書き加えられる
- 検索時に 手書きの文字も認識できる
- 縦に無限スクロール可能
【Good Notes5のおすすめの使い方】
(1)ひたすら書き込んで暗記する
こちらのアプリの特徴の一つとして、 縦にひたすらスクロールできるという点が挙げられます。よくある様でなかなかない機能になっていて、 ひたすら書くことに集中できるのがポイント。
紙のノートと違い、文字を消す動作もワンタッチで書き込みをさまたげません。
(2)通常のノートと置き換える
多彩な機能があるので、 学校での授業や自宅学習時のノートをまるごとこちらに置き換えることも可能です。プリントをその場で取り込めたり、紙のノートを買い足す必要がなくなったりと多くのメリットがあります。
③ Clearnote ノート共有アプリ
- 対応OS:iOS 12.0以上/Android 6.0以上
- 評価(2022年1月時点):iOS★4.5/Android★4.0
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:あり
プレミアムノート見放題プラン :月額480円 - 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:なし
- おすすめのデバイス:iPhone・Android
【Clearnoteの特徴】
- 勉強ノートが40万冊以上公開されているアプリ。レビュー件数は1万件以上かつ高評価
- 高成績や有名学校合格者のノートを閲覧できる
- 勉強内容や単元名から簡単に ノート検索
- 自分の勉強ノートを公開することも可能
【Clearnoteのおすすめの使い方】
(1)他の人が作ったノートたくさん見る
自分の学習方法を見直すきっかけになる他、眺めるだけで理解が深まる場合もあります。自分以外のノートをどんどん見ていきましょう。
(2)アプリ内のノートを繰り返し見る
1つのノートを繰り返し見ることは暗記内容の定着にも繋がります。自分のノートも登録できるので、隙間時間に積極的に見直すと良いでしょう。
(3)Q&A機能で質問をする
普段の学習時に分からない部分を質問することができます。
一人で勉強していてつまずいたときには活用してみましょう。
④ Notion
- 対応OS:iOS 13.0以上/Android 7.0以上
- 評価(2022年1月時点):iOS★3.4/Android★4.0
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:あり
- 共有機能の有無:あり
パーソナルpro(1カ月):550円
有料会員:5,000円 - 手書き機能の有無:なし
- おすすめのデバイス iPhone
【Notionの特徴】
- 次世代メモアプリと呼ばれる、多機能アプリ
- タスクの進行具合を記録できる 「データベース機能」
- 計画を立てられる「工程表」も作成可能
- 複数のチェックリストを リストごとに横並表示できる機能も
【Notionのおすすめの使い方】
(1)勉強の計画表として活用
このアプリを暗記に役立てようとする場合には、 チェックリストを活用しましょう。
月~日までに勉強や暗記をする内容をチェックリストで一括管理、週ごとや月ごとの計画は工程表で管理。暗記には繰り返しが必須。チェックのし忘れを防ぐことも大切になってきます。
機能数が多い分、細かく管理・メモしたい人には向きますが、 簡単に使いたい人やシンプルな使い心地を求める人には向かないかもしれません。
⑤ シンプルノート
- 対応OS:iOS 10.0以上
- 評価(2022年1月時点):iOS★4.6
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:あり
プレミアムサービス(iCloudバックアップ可能・広告非表示) - 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:なし
- おすすめのデバイス:iPhone
【シンプルノートの特徴】
- シンプルなUIですっきり見やすいメモノート
- 細かいフォルダ分け可能、アプリ内カレンダー搭載
- フォントやテーマカラーが豊富でカスタマイズ可能なので女性にもおすすめ
- 便利な機能が搭載された、細かなところに手が届くメモアプリと言える
【シンプルノートのおすすめの使い方】
(1)アプリ内に暗記ノートを作成する方法
例えば、「英単語」フォルダを作成し、その中に英単語を記載。解答を写真にとって添付しておけば簡単に単語ノートを作ることができる
(2)普段のノートを画像で整理
見やすさを活かして 授業ノートをまとめておくのにもおすすめのアプリ。普段のノートを写真に撮ったり、別のスキャナーアプリを使って画像化したりしておけば、簡単に整理することが可能です。
ノートの検索機能もあるので簡単に見たいノートにアクセスできます。
⑥ We note
- 対応OS:Android 4.1以上
- 評価(2022年1月時点):Android★4.5
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:あり
プレミアムバージョン(カスタマイズ内容の追加や機能拡張) - 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:あり
- おすすめのデバイス:Android
【We noteの特徴】
- ノートアプリにおいて必要な機能が一通りそろっている
- 細かなカスタマイズやリマインダー設定が可能
- 特徴的な機能があるというよりは、普段使いにおける機能が充実しているアプリ
【おすすめの使い方】
(1)学習・暗記計画用と直接暗記どちらにも活用できる
毎月のリマインダーが設定できるので、ノートに「毎月〇日に確認する内容」などの設定ができます。
ページごとに写真が添付できるので英単語長を撮影して貼っておいてもOK。
(2)データ化と「書くことで記憶する」を両立
手書きにも対応しているため、 タブレットを使う場合などはそのまま復習ノートを作れます。実際に手を動かして暗記したい方にもおすすめ。
⑦ Color Note
- 対応OS:Android デバイスにより異なる
- 評価(2022年1月時点):Android★4.9
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:なし
- 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:なし
- おすすめのデバイス:Android
【Color Noteの特徴】
- ホーム画面に付箋のようにノートやメモを貼り付けられるアプリ
- 名前の通りメモを色分けして整理可能
- 使い方や機能がシンプルで使いやすいことが高評価の理由
- 複雑な機能はないが、シンプルなアプリをサッと使いたい人におすすめ
【Color Noteのおすすめの使い方】
(1)付箋勉強法のように使う
付箋勉強法とは、勉強している中で重要なことや注意したいことだけを付箋に書き出してノートに貼る方法です。
色付きの付箋に書いて貼ることで印象に残りやすく、文章をコンパクトに要約する癖も付きます。その方法がこのアプリでも再現できます。
勉強中に出てきた重要事項をサッとメモしてスマホのホーム画面に貼っておきましょう。一日に何度も目にすることになり暗記に繋がります。
⑧ Noteshelf
- 対応OS:iOS 13.0以上
- 評価(2022年1月時点):iOS★4.1
- アプリの価格:1,220円
- 課金の有無:なし
- 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:あり
- おすすめのデバイス:iPad
【Noteshelfの特徴】
- iPadにおすすめのノートアプリ
- ペンを使って図形やイラストを描いたり、テンプレートの種類が豊富だったりと 手書きでアプリを使いたい方におすすめの機能が揃っている
- Good Notes5と比較すると、こちらのアプリの方が手書きの時の使いやすさが優秀。デザインは差があるので好みによる
- 音声入力が可能なのもポイント
【Noteshelfのおすすめの使い方】
(1)音声挿入を活かしたノート作り
音声がノートの中に埋め込めるので、言語の勉強におすすめ。
リスニングの問題にまとめて取り組みたい時、このアプリに一つにまとめて置けばグッと手間が減ります。
(2)音声録音したままノートを取る
大学などで状況が許すのであれば、 音声録音したままノートを取り、あとから講義を聞き返すことが可能に。授業内容の漏れや聞き逃しの心配もなくなります。
⑨ Google Keep
※iOSでの動作バグが多いようで★レビューに差が出ています
- 対応OS:iOS 13.0以上/Android デバイスにより異なる
- 評価(2022年1月時点):iOS★2.7/Android★4.2
- アプリの価格:無料
- 課金の有無:なし
- 共有機能の有無:あり
- 手書き機能の有無:あり
- おすすめのデバイス:Android
【Google Keepの特徴】
- Googleが提供するメモアプリ
- 画像、音声、URL等の複数の情報をまとめた 「複合メモ」を作成できる
- メモの整理整頓に優れ、メモの色別検索や自動識別機能も搭載。溜まっていくメモをスマートに管理できる
- 指定した場所に到着した時にリマインドしてくれる「場所リマインド機能」も
【Google Keepのおすすめの使い方】
(1) 勉強ノートをGoogle Keepにまとめておく
例えば、間違えた問題を写真に撮り、メモして科目ごとに分けて記録してみましょう。 スマホの中に自分だけの間違いノートを作れます。
(2)場所リマインド機能を使う
学校に着いたら英語の間違い問題を表示・帰宅したら歴史の間違い問題を表示といった使い方もできます。
繰り返しリマインドすることで記憶に定着しやすくなりますし、勉強に取り掛かるきっかけも作ってくれますね。
⑩ MetaMoji Note
- 対応OS iOS 7.0以上/Android 5.0
- 評価(2022年1月時点):iOS★3.0/Android★3.1
- アプリの価格:iOS 980円/Android 800円
- 課金の有無:あり
ゴールドサービス(1カ月):610円
ゴールドサービス(12カ月):3,680円
→ペンの種類やカラーの追加、他各種機能の追加など - 共有機能の有無:可能
- 手書き機能の有無:あり
- おすすめのデバイス:Android
【MetaMoji Noteの特徴】
- 大まかな機能はGood Note5とほぼ同じ
- GoodNote5はAndroid版が用意されていないが、こちらのアプリはAndroid対応
- 同系統アプリの中でも 図形の作成に優れている
- ファイルの整理や文字入力がしやすい
【MetaMoji Noteのおすすめの使い方】
(1)プリントを取り込んで整理・暗記
ノート一覧が見やすく、整理がしやすい点を活かし、 プリントをこのアプリに整理する方法がおすすめです。単語一覧や索引を取り込んでおいて暗記に利用したり、 定期テストを解答と共に取り込んで整理したりといった使い方も良いですね。
もちろん普段のプリント整理にも役立ちます。重要なプリントも紛失の心配なくアクセスしやすいのがいいですね。
ノートアプリを使いこなすコツ
スマホのノートアプリやメモアプリには様々な種類があることが分かりましたね。
アプリによっても使い方はいろいろありますが、ノートアプリを勉強や暗記に生かす主なコツは2つです。
1.暗記ノートを作る
いわゆる 「単語帳」のような使い方です。
例えば、 メモアプリの1ページ目に英単語・2ページ目に日本語訳を書いておき、何度も見返すという方法で暗記の勉強ができます。
さらに、リマインダー機能やカレンダー機能がついているアプリの場合は反復練習がしやすくなり、記憶の定着に役立ちます。
2.予習ノート&復習ノートを作る
教科書を写真で撮ってアプリに整理しておくだけで、いつでも予習や復習が可能になる方法がこちら。
これにより 教科書や参考書を持ち歩く必要もなく、いつでもどこでも見返せます。
間違えた問題だけをメモや写真で記録しておけば、自分の苦手な問題がいつでも確認できるのです。
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