「明日は英語の小テスト…。短時間で単語を覚えられる方法はないですか?」
「試験に向けて覚えることが多すぎて大変です。何とか時間をかけずにたくさん暗記できないかな?」
テストが目前に迫ってくると、暗記しなければならないことの多さに焦ってしまうことがありますよね。
本来ならば、毎日コツコツと勉強をして少しずつ覚えていくことが一番です。しかし、テストが目前に迫ってしまっては悠長なことは言っていられませんね。
短時間で大量に暗記することができるのは、身につけておきたい大切な力です。
この記事では、短時間で大量に暗記をするコツを4つ紹介していきます。暗記に苦手意識を持っている人も、コツさえ掴むことができれば効率的に覚えていくことが可能になるでしょう。
参考にして、テストを乗り切って良い点数を取ってくださいね。
暗記を短時間で大量にやるコツについて
短時間で大量に暗記するコツについてお伝えする前に、 大切な前提条件があることを知っておいてください。
それは、 学校の授業は真面目に受けるということです。
これを聞くと「結局、短時間で暗記できるというのは嘘だったのか」と思う人もいるかもしれません。
ですが、授業の後もずっと習った内容を事細かく覚えておけと言っているわけではありません。
ぼんやりと、聞いたことがあるかもしれないと思える程度に覚えているだけでも大丈夫です。
大切なのは、 テスト前に暗記したい内容が、一度は脳にインプットされたことのある情報だということなのです。
ここから、短時間で大量に暗記するコツを3つ紹介していきます。授業を真面目に受けることが、それぞれのコツにどのように関係するのかも解説しますから、しっかり理解して実践してみてくださいね。
暗記を短時間で大量にやるコツ①文章の中に単語を散りばめて暗記する
まずは、 文章の中に単語を散りばめて暗記するという方法です。つまり、 覚えたい単語をそれだけで覚えるのではなく、他の物事と結びつけながら物語のようにして暗記するということです。
例えば、徳川家康・関ヶ原の戦い・江戸幕府の3つの単語を覚えたい場合は、「関ケ原の戦いで勝利した徳川家康は天下統一を果たし、1603年に江戸幕府を開いた」というように、文章ごと暗記しましょう。
これでは情報量が増えて覚えにくそうだと感じる人もいるかもしれません。
ですが、 単語だけを単体で覚えようとするより、前後の文脈を伴って覚えるほうが、内容への理解が伴うのでやりやすいものです。
また、周辺知識と一緒に暗記していれば、思い出そうとするときのきっかけが増え、 記憶を引き出しやすくなります。
学校の授業では、暗記すべき重要事項を先生が文章化しながら説明しています。先生が話した様子もできる範囲で思い出しながら勉強すると、より印象深く暗記ができるはずですよ。
暗記を短時間で大量にやるコツ②スキマ時間を活用する
学生の皆さんであれば「明日の朝イチで小テストがあるのを忘れていた!」という経験がある人も多いと思います。
本当に短い時間しか残されていない場合、もうダメだと考えてしまいがちですが、実はチャンスでもあります。
なぜなら、 時間がないという意識が集中力を高めてくれるからです。移動時間や寝る前などのスキマ時間は限りがある時間です。
焦っていないときでも、短時間で覚えなければならないという気持ちになれるため、集中力が高まりやすくなります。これを活かして暗記に取り組むと良いでしょう。
スキマ時間で覚える量は、 あらかじめ「英単語集の○ページ〜○ページ」というように目標を決めておくことをオススメします。
「できるだけたくさん」などと漠然とした目標にすると、次へ次へという気持ちが強くなり、暗記の精度が落ちてしまいます。確実に覚えられるよう、無理のない範囲にとどめましょう。
スキマ時間でまとまった量を覚えるこのやり方では、初めて知る情報ばかりだと少し負担が大きく感じると思います。
授業で習ったことがある内容であれば、限られた時間でも集中できれば暗記しやすくなりますから、挑戦してみてください。
暗記を短時間で大量にやるコツ③声に出して暗記する
短時間で大量に暗記しようとすると、時間のかかりそうな勉強方法は避けたくなりますね。
読むスピードだけを考えれば、声に出さずに教科書や参考書に目を通すほうが早いのは事実です。
でも、黙読だけで本当に覚えられているか考えてみると、自信が持てない人のほうが多いのではないかと思います。
声に出して読むことには、流し読みを防ぐ効果があります。短時間で大量に暗記したいときというのは、心に焦りがあるものです。
そのため、教科書や参考書の文章をいつの間にか読み飛ばしてしまう可能性があるでしょう。
声に出すためにはきちんと最初から最後まで読む必要がありますから、流し読みのリスクはなくなります。
このことによって、焦った状況にあっても確実に理解しながら暗記を進められるのです。
はじめは、 教科書や参考書の文章をそのまま声に出して読むと良いでしょう。
少し暗記ができて余裕が出てきたら、授業中の先生の様子を思い出し、自分でも授業をするように説明してみてください。
誰かに説明するという行為は、自分が内容をきちんと把握していないとできません。説明ができる段階に到達していたら、暗記がかなりできている証拠ですよ。
暗記を短時間で大量にやるコツ④暗記アプリを活用する
アプリも活用すると、コツ①~③をさらに効果的に実践できます。
そのためには、 暗記したい内容を簡単に作れる暗記アプリを使用することをオススメします。
暗記アプリはたくさんありますが、中でも 「Bestflip」は非常に大量暗記に向いているアプリです。
特徴や使い方もご紹介しますので、ぜひご活用ください!
【Bestflipの特徴】
- CSVインポート機能で暗記したい内容をまとめて登録ができる
- AIによる意味の自動取得機能(新機能)を使用して、単語帳の作成時間が削減できる
- 記憶度合いの分類(「完璧」「思いだせる」「思いだせない」「全然ダメ」の4つ)が フリック操作で簡単にできる
- 一度作成した単語帳は四択問題としても学習可能
暗記したい内容の裏表が決まっている場合は、その内容をExcelへ書き込み、CSVインポート機能を使ってまとめて取り込むことで学習ができます。
覚えたい内容だけが決まっており、対応する答えや意味をこれからする場合は、新機能の「AIによる意味の自動取得機能」を使いながら手動で単語帳を一つずつ作り上げましょう。
この機能は「問題」に覚えたい単語などを入力して「意味を取得」ボタンをタップすると 「答え」に自動で意味が取得されます。
※以下画像のようなイメージです。
単語帳作成の時短になるため、短期間で大量に単語帳を作りたい人には最適な機能です!
アプリも活用すると、コツ①~③をより効果的に実践できます。
まとめ
この記事では、短時間で大量に暗記するコツを4つ紹介してきました。授業を真面目に聞くこと以外に特別な準備はいりません。
簡単に実行に移せるものばかりですから、早速チャレンジしてみてください。
コツを組み合わせて、自分にとって最適な形で実践してみるのも良いですね。工夫しながら、短時間で大量に暗記することに慣れていきましょう。
これらのコツは、テストが間近に迫ったときだけでなく、普段の勉強にも応用できます。短時間で覚えた知識は、復習をしなければ忘れてしまうことが多いものです。
目先のテストが終わった後も、決まったスキマ時間に復習したり、定期的に声に出す機会を作ったりと繰り返すことで記憶を定着させていきましょう。
そのときには、文章で覚えるようにすることも忘れないでくださいね。
参考
さいたまと歩く|【応用性抜群】暗記が苦手な人に紹介する短時間大量暗記のコツ
東洋経済オンライン|記憶力がいい子は「3つの技術」を使っている
せしぶろぐ|【文章暗記のコツ】全国模試7位が実践していた圧倒的に早く覚える方法
予備校ガイド|短時間で早く大量に暗記をする方法!継続が一番効率的?
1万年堂ライフ|暗記するには黙読・音読・筆記のどれが一番効率的?【とにかく回転法】②